保育園に入れるのはなにやら大変らしい、というのは、時事ネタとしては知っていた。しかしまさか自分の身に振りかかるとは思っていなかったので、実際どういうことなのかは未知のまま。
区で(妊娠が判明して衝撃を受けたその日に)もらった書類を見返してもさっぱり理解できないし、表面上の手続きしか書かれていなくて、何がどうすると「待機」児童とやらになるのかも分からない。親切な同僚や友人たちから断片的な情報をもらい、早々に開戦した方が良いらしいことは理解した。産まれてもいないのに保育園探しねぇ。
通えそうな範囲にある認可・認証・無認可保育園を洗い出して一覧にする作業は表作りが得意なオットの人に任せて、ベースができあがったところでアプローチを開始。まとめて役所に申請する認可はとりあえず置いておいて、手始めに近所の認証保育園に電話をしてみると、出産後にのみ見学・キャンセル待ち可能、現在0歳児の待機50名程度とのこと。そして(複数の園に併願しているであろうことを鑑みても)既に50名って…。
クラクラしながらリストの次点に電話。現在0歳児の待機60名程度、平日の13:30〜見学会と登録受付、訪問ナシの登録は不可。いや、あの、平日の13:30は労働してるから、保育園に興味があるんですけどね…という心の声を虚ろに響かせつつ、次回の検診の日にアポをとった。
そして当日。猛暑のなか汗だくでたどり着いた、交通の便の至極悪い園。ここに通うのって現実的なのかな、と疑問を抱きつつ、部屋の片隅の二畳くらいの空きスペースで「見学会」が始まるのを待つ。13:30現在、キッズは昼寝タイムで爆睡中。ほかにもう一人、1歳児を連れた女性が参加。
「こんにちは。当園はこんな感じです。ご質問はありますか」
二畳スペースから一歩も移動しないまま、まさかの100%リアクティブオンリー対応! 何らかの説明を受けられるものと思っていたあたしは度肝を抜かれて言葉を失ってしまった。もう一人の女性が質問をするが、一歳児の入園はまず無理、というニュアンスのことを言われて意気消沈している。
園の人数、延長保育等、なんとか思いついたいくつかの質問をして登録カードというのを記入。一年間保管します、空きが出たら連絡します、という説明を聞いてから扉を出たのが13:38。8分…。後半休までとって8分の「見学会」にどっと疲れた。
つくづく先が思いやられるが、戦いの火蓋は切って落とされたのだからやるしかない。戦わないことを選ぶと「区議会議員への付け届けで入園できた知人がいる」という都市伝説まがいの情報を追求するしか選択肢がなくなる。怠惰な平和主義者としてはそっちの方に行きたい気もするけど…。
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